病院・医療者へ気持ちの伝え方:感謝

入院生活でお世話になった医師や助産師・看護師にお礼を言いたい!と思った時に、言葉や文化的な壁でそれを諦めてしまうのはとても勿体無いことだと思います。なぜなら医療従事者にとって患者さん達からの言葉がなにより仕事のモチベーションに繋がるからです。私も何度も多忙すぎる勤務や辛いケアにあたって心身ともに疲弊したこともありますが、そこから回復できたのはこれまで出会った方々の笑顔や言葉があったからです。とは言っても、実際にどうしたらいいの?と思う方も多いと思うので、ドイツでよく見る例をあげてみます。


*メッセージカード*

私が働く病院には、分娩室・産後病棟ともに出産されたからいただいたメッセージカードが壁に飾られています。退院のときに渡してくださる方もいれば、後日郵送してくれる方もいます。メッセージだけでなく、赤ちゃんと家族の写真や誕生日・出生体重などが添えられていることも多く、見ていて温かな気持ちになります。


*花束・ワイン・スキンケア用品など*

お産を担当した医師や助産師に、と持ってきてくださる方が多いです。 その日に該当の助産師がいなくても、同僚たちが◯◯さんより△△へと書いてとっておいてくれます。

*お菓子・チョコレート*

多忙な勤務でのつかの間の栄養補給の定番と言えばチョコレートで、分娩室・病棟ともにたくさんあってみんなで分けやすいmerciチョコが差し入れNr.1の座を誇っております(笑)なのでたまにLindtなどの別のチョコレートがあるとスタッフのテンションが上がります⭐︎ あとはハリボーのいろんな味のグミやクッキー、ケーキやトルコの甘~いお菓子(トルコ人の患者さんから)などなど…休憩室にはいつもいろんな文化圏からのお菓子があります。


*Kaffekasse (チップ)*

ドイツに来て初めて知ったシステムで、病棟へのチップです。貯まったお金は、病棟スタッフのお茶代・退職や結婚祝いなどに使われます。「Kaffekasseある?」と聞くと、スタッフが喜んで貯金箱を出してくれると思います(笑)10~30ユーロが一般的な印象ですが、金額はひとそれぞれ、気持ちが嬉しいので、「少なすぎる」と文句を言われることはまずありません。逆に100ユーロ札ともなるとびっくりされてしまうかも。ちなみに分娩室・病棟で働くスタッフが違う場合は、違う病棟なのでKaffekasseも分かれています。日本ではほとんどの病院でお金を渡すことは禁じられていますが、チップ文化のある国だからなのかドイツでは抵抗がないようです。金品の受け取りが禁じられている病院もあるようなので、確認してみてください。


みなさんのドイツの出産・入院体験が、すてきな経験になりますように!




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