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はじめまして。助産師の高野しのぶです。

いまドイツのデュッセルドルフで助産師として働いている永田佳子さんとは横浜の周産期センターで共に働いていました。佳子さんは私の後輩にあたるのですが、どんなときもお母さんや赤ちゃんのことを一番に考えて仕事をする姿にとても学ぶことが多かったです。

彼女の仕事の中で一番覚えていることは退院してから1ヶ月健診までの間にお母さん達の不安が強くなることに焦点をあてて始めた産後2週間健診というものです。現在も当周産期センターで大事に引き継がれていますが、彼女が企画して立案しました。入院しているときはいつも助産師が育児や授乳をサポートしていたことで安心していたのに、退院したら自分にやり方があっているのか不安になる母親たちのために退院して2週間目に病院を受診するように促し、様々な悩みを共有したり、授乳面や育児でのサポートをします。その健診があるおかげで母親たちが自信をもって育児ができるようになり、産後の鬱の指標であるエジンバラの点数が低くなったり、母乳率が上がることができています。お母さんたちのためにと彼女が一生懸命考えた企画だったからこその結果だと思っています。働いていた時の一番の思い出は、ありえないほどのたくさんのお産があった時に、二人で全力でサポートしたのですが、思うようにできなかった悔しさや余りの忙しさに二人で勤務が終わった時に泣いてしまったことです。笑 今でも忙しい日があるとそんなことがあったなぁと振り返ります。

いまドイツという異国の地で妊娠・出産・産後をサポートしていると聞いています。きっと日本で働いていた時のように全力で赤ちゃん・お母さんのために頑張っていることと思います。ドイツで出産する方は安心して佳子さんに身を委ねてください。私が保証します。

いま私は佳子さんとともに働いていた周産期センターで変わらず助産師として年間1000件のお産のサポートをしております。同時に小中学校で性教育をして子供たちに命の大切さや自分の身体の変化についてきちんと知ってもらえるよう講演活動をしています。異国の地でがんばる佳子さんにパワーをもらいながら私も彼女と同じ信念で常にお母さんと赤ちゃんのことを一番に考えてサポートする助産師として頑張っていきたいと思っています。

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高野さん、温かなメッセージをありがとうございます♡

一緒に働いていたとき、たくさん笑って涙しましたねー!私も高野さんの熱いハートから、たくさんたくさん刺激を受けていましたよ~😚 今こうしてドイツで働けているのも、あの頃の経験があったからだと思っています。働く国は違っても助産師として一緒に頑張っていきましょうね!

​永田より 

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